日常的に腰痛に悩まされている人は少なくないのではないでしょうか。
腰痛は軽い症状から始まり、放っておくと重い症状に繋がることがあります。
腰痛のタイプと症状を理解し適切な治療を試していきましょう。
①筋肉痛
筋肉痛は、日常生活や運動の過度な負荷によって引き起こされ、腰部の筋肉や腱に炎症が生じることで起こります。
腰部の痛みやこわばり、運動時の痛み増強が生じます。まずは、安静にして炎症を抑えるための湿布や鎮痛剤の使用が一般的です。
②椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアは、腰椎の椎間板が圧迫されて神経根に圧迫を与えることで起こります。
腰部から下肢にかけての痛みやしびれ、筋力低下などの症状が現れます。
安静にすることはもちろん、場合によっては物理療法や手術が適用されることもあります。
③腰椎分離症
腰椎分離症は、腰椎の椎間関節が損傷し腰椎の不安定性を引き起こす症状で、腰部の痛みやしびれ、歩行時の痛み増強などの症状が現れます。
こちらも安静にすることはもちろん、場合によっては物理療法や手術が適用されることもあります。
④変形性腰椎症
変形性腰椎症は、加齢や腰部の負担によって腰椎の変形が進行し神経根や脊髄に圧迫を与える症状で、腰部の痛みやしびれ、歩行時の痛み増強などの症状が現れます。
こちらも安静にすることはもちろん、場合によっては物理療法や手術が適用されることもあります。
★すぐに病院に行くべき危険な腰痛の症状とは?
腰痛は日常生活でよく起こる症状で、皆さんも経験したことがあるでしょう。
しかし、以下のような症状が急に発症し長く続く場合はすぐに診察を受ける必要があります。
- 急激な腰痛の発生(腰椎の骨折や椎間板ヘルニアの可能性)
- 下半身のしびれや筋力低下
- 尿や便の異常
- 発熱や体重減少
まとめ
腰痛の症状が続く場合や痛みが強い場合は、医師の診断と適切な治療を受けることが重要です。腰に違和感を感じたらすぐに専門医を受診しましょう。