医院からのお知らせ

スポーツ眼科のご案内

5月21日(日)よりスポーツ眼科を開始いたします。
月に1度の日曜診療でご相談いただけます。
その他の日程でも対応いたしますので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。

スポットビジョンスクリーナーによりスクリーニング検査を始めました

〝健やかに見る〟プログラム
皆様の〝眼〟と〝見る〟の健康を推進しています!
正常な視機能が保たれているかスクリーニング検査を実施し、眼科専門医と連携して眼の異常を早期発見を行なっています。ご希望があれば、どなたでも検査可能です。 
自費診療 550円(税込)

〇スポットビジョンスクリーナー(SVS)とは?

 6か月以降の乳幼児から成人を対象に、近視、遠視、乱視、不同視、斜視、瞳孔不同などの視機能異常を迅速かつ的確に検知することを目的として開発された医療機器です。
 幼い子供の弱視を早期発見することを主目的として、2015年に発売開始され小児科領域の先生に支持されて普及していきました。2018年初めて弱視斜視学会・小児眼科学会が小児科医に向けマニュアル第1報を作成されました。
 最近では多くの自治体における3歳児健診で導入されています。https://mirumirunet.com/news/1701/

・視力を測定する機器ではありません。
・両眼を同時に1回の検査でスクリーニングします。器械を視るだけ、数分で完了します。痛みも何もありません。
・感度は高い(見落としは少ない)のですが、特異度が低い(本当は正常なのに異常と判定してしまう)ため、再検査になることがあります。
・異常値が出たら2回測定し、それを基に眼科専門機関医への紹介となります。

〇眼科専門機関への紹介

SVSによるスクリーニング検査で異常が疑われました際には、眼科専門機関を紹介し眼科専門医による診療を推奨しています。当院で連携している眼科専門機関(クリニック・病院機関)がありますので、スムーズなご紹介を行っています。

〇ビジュアルトレーニングによる〝見る〟の健康を推進

 眼科専門医療機関により視機能を確認した上で“見る“の健康を推進しています。
 私たちの〝見る〟つまり視覚は、視機能の側面だけでなく、認知機能, 脳機能、運動機能、競技能力など総合的な身体システムです。視覚機能を健やかに働かせるためには、ビジュアルトレーニングを導入しています。
 トレーニングには専門機器を使ったプログラムから、日常的に取り組めるセルフケアプログラムまで、個々の身体機能、目指すパフォーマンスレベルに併せてカスタマイズ致します
 私たちが日常生活で身体を使いこなすためには、〝見る〟と言う総合的なシステムの健康がとても大切です。

〇ビジュアルトレーニング

 一般社団法人日本スポーツビジョン協会より提供

〇 オリジナルの次世代型ヘルスケア

コロナ禍によって私たちの日常生活は変化を余儀なくされました。生活習慣が変わり、その中でも年齢を問わず特に変わったのが、運動習慣だと思います。しかしメディア化やSNSなどでも、しきりに運動不足を警鐘し、様々な運動習慣の提案競争が行われています。

 これらはoutput(出力)するための運動器(筋・骨・関節など)の健康、つまり筋力や柔軟性などを如何に健やかに高め維持するか、そして姿勢や動作を変えるためにoutput機能の改善を提案する情報がほとんどです。

 確かにこれらも必要な要素です。ただ見落としていることがあります。現在の私たちが失い始めているのは、input(入力)機能の低下、そしてinputoutput一連のシステムの機能低下です。

 当院では視機能を医学的にスクリーニング検査を最優先して、正常な視機能状態ではないと疑われた場合は、早急に眼科専門医療機関での診察を勧めています。

 視機能を確認した上、output機能(筋力・柔軟性など運動器機能)の向上させるプログラムに加えて、ビジュアルトレーニングをリバビリテーションに導入しています。これは見ると言う “input(入力)機能を高めることで、ロコモティブシードロームに繋がると期待しています。inputoutput機能、そして処理機能である脳、この全ての機能をシステムとして調和させて健やかにすることです。

 そして、inputoutput機能を繋げる処理機能としての役割である脳機能を健やかに調整することも行っています。これにはニューロフィードバックを用いたブレインテクノロジー(ブレインテック)を導入しています。アプリデバイスを使い好きな音楽を聴くだけで脳波をα波に整えるプログラムです。これはフレイル予防にも繋がると考えています。

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