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管理栄養士のコラム「 ’’一人一人のいのち輝く毎日の食事’’」13

◯月の満ち欠けに合わせた食事法と毎日ごはん(その1)

毎日の献立をなかなか決めきれないという時、もっと自分にあった献立を作ることができたらと思っている時に「月の満ち欠けに合わせた食事法」を試してみるのはいかがでしょうか。

月の満ち欠けは、地球の潮の満ち引きだけでなく、私たちの体にも影響を与えていると言われています。例えば、新月から満月にかけては、体が水分を吸収しやすく、満月から新月にかけては排出されやすくなります。

新月伐採や、睡眠に関しても月の満ち欠けに関係するデータもいくつかあり、食事とバイオリズムに関して、月の満ち欠けに合わせて食事を調整することで、デトックスやダイエット、栄養補給などを効果的に行うことができると考えられているのです。

*月の満ち欠けと推奨される食事の簡単な図

新月:デトックスや断食に最適な時期 →軽めの食事(野菜中心)
上弦:エネルギーチャージや新しいことに挑戦するのに良い時期 →バランスの取れた食事
満月:栄養吸収力がアップする時期 →タンパク質・ミネラル豊富な食事
下弦:休息やリフレッシュに適した時期  →デトックス中心の食事

実はこの分野の研究はまだまだ発展途上ではありますが、月の満ち欠けが人間のバイオリズムに影響を与えることは、徐々に科学的に解明されつつあります。

バイオリズムとは、私たちの心と体の周期的な変化を表すもので、これらの周期を把握することで、体調や気分の波に備えたり、パフォーマンスをアップさせたりすることができます。

バイオリズムとは:
基礎力:体力、活動レベル、抵抗力
感情:感受性、感情の起伏、ストレス
知性:集中力、記憶力、創造性

では具体的にどのように献立に落とし込むかというと、
新月の時期は消化器系が敏感になるため、軽めの食事がおすすめ。満月の時期は代謝が活発になるので、タンパク質やミネラルを多く摂るのが良いとされています。

次の回で、より具体的な献立をお伝えしていきます。

食事は栄養素の摂取をしたときに、体にどのくらい吸収されているか?という視点から見ると、
月の満ち欠けがバイオリズムにどのように影響するかを知ることは、毎日の生活をもっと豊かにしてくれるヒントになると考えられます。

参考サイト:
https://shohgaisha.com/column/grown_up_detail?id=395
https://journal.amasiastore.jp/column/mooncycle/
https://www.centreofexcellence.com/how-does-the-moon-affect-humans
https://hidaka-machine.com/dehydrator-02-new-moon/
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23891110/

アイキャッチ画像:UnsplashMark Tegethoffが撮影した写真
執筆者:管理栄養士井上わかこ

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